野外活動

相田みつを生誕100年:ふるさと足利で足跡を振り返る【保存版】

生涯を足利で過ごした書家で詩人の相田みつを(1924~1991)生誕100年記念  ふるさと展が足利市内で開催中です。

10年ぶりの故郷でのふるさと展は過去最大規模の展覧会となり、足利市立美術館、史跡足利学校、足利商工会議所、足利のわかりやすい歴史館(足利まちなか遊学館)で、代表作「にんげんだもの」などの書やろうけつ染、約160点が展示されています。

また、相田みつを さんの詩と足利銘仙がデザインされた「円形うちわ」(3万枚)の配布や、市内店舗所蔵の、みつをさんの手掛けた「暖簾(のれん)」などが展示されています。

本記事では、生誕100年 相田みつを展 -いのちを見つめることば- で展示された貴重な作品の一部を【保存版】としてアーカイブします。

まちのなかは、相田みつを作品でいっぱい! どうぞみなさんも、相田みつを のふるさと足利へお出かけください。

目次

【生誕100年記念 相田みつを ふるさと展】

相田みつをの詩集うちわの写真です。生誕100年 相田みつを展 うちわ 表:詩集

 

相田みつをの詩集うちわの写真です。生誕100年 相田みつを展 うちわ 裏:足利銘仙

相田みつを生誕100年記念事業実行委員会

* 開催期間:令和6年(2024)7月13日(土)~9月1日(日)

展覧会場所 期間・関連プログラム
足利市立美術館
(〒 326-0814 足利市通2丁目14-7 Tel 0284-43-3133)
開館30周年記念
「生誕100年相田みつを展」
2024年7月13日(土)~9月1日(日)

相田一人氏によるオープニングトーク
7月13日(土)14:00~(参加費、申し込み不要)

学芸員による鑑賞ワークショップ
7月21日(日)14:00より(参加費、申し込み不要)

10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日/週(祝日開館、翌平日休館)

史跡 足利学校
(足利市昌平町2338 Tel 0284-41-2661)
「相田みつをと足利学校」
2024年7月13日(土)~9月1日(日)

~ ギャラリートーク(展示解説)~

  • 7月14日(日)・7月21日(日)
  • 8月4日(日)・8月25日(日)
    午前11時~午前11時30分
    (定員:20名程度 (事前申し込み不要・先着順)
足利商工会議所
ギャラリー・カッサ
(足利市通3丁目2757 Tel0284-21-1354)
「相田みつを ふるさと展」
2024年7月13日(土)~9月1日(日)

午前10時~午後5時まで 観覧無料

足利のわかりやすい歴史館
(足利まちなか遊学館)
(足利市通1丁目2673 Tel 0284-41-8201)
「相田みつを 市民所蔵作品展)
2024年7月13日(土)~9月1日(日)

午前9時~7午後5時まで 観覧無料
休館日:第3水曜日/月(祝日開館、翌日休館)
* 足利学校休館日と連動する場合あり

<足利市立美術館:いのちを見つめることば

足利市立美術館の写真です。
足利市立美術館

<足利市立美術館:基本情報>

相田みつを展:足利市立美術館パンフレットの写真です。足利市立美術館パンフレット・入館券:表

 

相田みつを展:足利市立美術館パンフレットの写真です。足利市立美術館パンフレット・入館券:裏

 

所在地 〒 326-0814
足利市通2丁目14-7
電話番号
(FAX)
Tel 0284-43-3133
Fax 0284-43-3133
開館時間 午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)
休館日 月曜日/週
(7月15日、8月12日をのぞく)
7月16日(火)、8月13日(火)
入館料 一般:1,000円(団体 800円)
大学・高校生800円(団体 640円)
中学生以下無料
(団体:20名以上)
ホームページ http://www.watv.ne.jp/ashi-bi/
アクセス JR両毛線 足利駅:徒歩 10分
東武伊勢崎線足利市駅:徒歩 10分
バス:足利市生活路線バス「美術館前」下車
北関東自動車道足利IC:20分
〃太田・桐生Ic:20分
東北自動車道佐野藤岡IC:40分
備考 各種障がい者手帳をご持参の方と介護者1名無料
「あしかがいきいきパスポート」、両毛広域都市圏内に
お住まいの65歳以上の方は無料。(要:住所、年齢証明)
第3日曜日「家庭の日」(7月21日、8月18日)は、
中学生以下のお子さま同伴家族は無料。
プロジェクト永年オーナー、10年オーナー無料、
5年オーナーは団体料金(要:オーナー証提示)
駐車場 美術館前駐車場
美術館通り駐車場(徒歩1分)
美術館駐車場(徒歩2分)
通2丁目多目的広場(徒歩3分)
太平記館観光駐車場(徒歩7分)

<足利市立美術館:特別展示・市民所蔵作品展>

相田みつを展入り口の写真です。相田みつを展入り口
  • 掲載するすべての写真は、2024.7.18 足利市立美術館より、掲載許諾済みです。
  • <特別展示>:相田みつを 市民所蔵作品展(観覧無料)他の展示室は所定の観覧料が必要です。

相田みつをの作品の写真です。
『草野心平の詩に』Shinpei Kusano once wrote in a poem

1950年頃 ろうけつ染

相田みつをゆかりの店 めん割烹なか川 蔵

めん割烹なか川 作品関連写真です。めん割烹なか川 作品関連写真

 

相田みつをの作品の写真です。

『えさをまかなければ』if you don’t spread bait

ろうけつ染

紙本墨書

相田みつをゆかりの店 めん割烹なか川 蔵

 

相田みつをの作品の写真です。

『夢』YUME(dream)

1955年 ろうけつ染

相田みつをゆかりの店 めん割烹なか川 蔵

ろうけつ染の説明プレートの写真です。ろうけつ染の説明

 

相田みつをの作品の写真です。

『第一立花(蕎麦)』

ろうけつ染の説明プレートの写真です。 相田みつをの作品の写真です。

『公運動包装紙』wrapping paper of Koundo

1960年頃

ろうけつ染

香雲堂本店 蔵

ろうけつ染の説明プレートの写真です。

香雲堂本店 蔵

相田みつをの作品の写真です。

『開』KAI(open)

1970年

ろうけつ染

個人蔵

相田みつをの作品の写真です。
『和顔愛語』WAGENAIGO(gentle in countenance and loving in speech)

1970年代前半

紙本墨書

個人蔵

<史跡 足利学校:相田みつをと足利学校>

史跡足利学校:遺蹟図書館の写真です。史跡足利学校:遺蹟図書館(足利学校内)

* 掲載するすべての写真は、2024.7.18 史跡足利学校事務所より、掲載許諾済みです。

<史跡 足利学校:基本情報>

相田みつを展:史跡足利学校パンフレットの写真です。史跡足利学校パンフレット:表

 

相田みつを展:史跡足利学校パンフレットの写真です。史跡足利学校パンフレット:裏・入学証

 

所在地 〒 326-0813 足利市昌平町2338番地
電話番号
(Fax)
Tel 0284-41-2661
Fax 0284-41-2082
参観時間 午前9時~午後5時
(受付は閉館の30分前まで)
休館日 2024年7月17日(水)
8月21日(水)
参観料 一般:480円
高校生:240円
小中学生120円
ホームページ https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/education/000031/index.html
アクセス JR両毛線 足利駅:徒歩10分
東武伊勢崎線足利市駅:徒歩 15分
バス:足利市生活路線バス「足利学校東」「通一丁目」下車
北関東自動車道足利IC:15分
〃太田・桐生Ic:25分
東北自動車道佐野藤岡IC:35分
備考 未就学児無料、障がい者手帳をご持参の方と介護者1名無料
駐車場
(無料)
史跡足利学校多目的駐車場(乗用車8台)
太平記館観光駐車場(乗用車40台 バス10台 予約なし)
通2丁目多目的広場(乗車39台:3時間まで)

<相田みつをと足利:足利学校に関連する資料を紹介>

相田みつを展:史跡足利学校展示室の写真です。史跡足利学校遺蹟図書館展示室

 

<相田みつをプロフィール>
相田みつをについてのプレートの写真です。
<相田みつをが書いた足利学校関連作品>
作品名 種別 作者名 制作年 所蔵者
相田みつを 1966年 個人 蔵
不易 相田みつを 1960年頃 個人 蔵
禄壽應穏 ろうけつ染 相田みつを 1958年 香雲堂本店 像
大成殿 相田みつを 1965年 個人 蔵
春眠暁を覚えず ろうけつ染 相田みつを 1960年頃 相田みつをゆかりの店めん割烹なか川 蔵
相田みつをの作品の写真です。『歩』 書 1966年 個人 蔵

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
相田みつをの作品の写真です。『不易』書 1960年頃 個人蔵

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
相田みつをの作品の写真です。『禄壽應穏』(ろくじゅおうおん)ろうけつ染 1959年 香雲堂本店 蔵

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
相田みつをの作品の写真です。『大成殿』 書 1965年 個人蔵

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
足利学校:孔子廟の写真です。大成殿(孔子廟):足利学校内

 

相田みつをの作品の写真です。『春眠暁を覚えず』ろうけつ染 1960年頃 相田みつをゆかりの店 めん割烹なか川 蔵

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
<相田みつをと足利>
作品名 種別・作者名 年代・制作年 所蔵者
相田みつをが通った頃の東小学校 写真 昭和初期 史跡足利学校 蔵
遺蹟図書館内閲覧室の様子 写真 昭和前半 史跡足利学校 蔵
緑陰図書館の様子 写真 昭和後期 史跡足利学校 蔵
足中第17回卒同窓会の写真 写真 1987年 個人 蔵
めぐりあい(複製) 書・相田みつを 個人 蔵
雨の日には雨の中を風の日には風の中を(相田みつを直筆サイン入り) 書籍・相田みつを 1981年 個人 蔵
相田みつをが通った小学校の写真です。相田みつをが通った頃の東小学校 Higashi elementary school when Mitsuo Aida, calligrapher from Ashikaga, went to

現在かやぶき屋根の建物が建つ場所には、相田みつをが通った足利市立東小学校がありました。市立図書館でもあった足利学校遺蹟図書館は、相田みつををはじめ多くの市民が利用していました。

足利学校遺蹟図書館 アーカイブ写真説明より引用

足利学校遺蹟図書館:アーカイブ写真です。遺蹟図書館内閲覧室の様子 Reading room of Ashikaga Gakko remains library

 

足利学校遺蹟図書館:アーカイブ写真です。緑陰図書館の様子 Study of reading in shade of trees

 

相田みつを「同窓会」の写真です。『足中第17回卒同窓会の写真』1987年 個人蔵

 

相田みつをの作品(複製)の写真です。

『めぐりあい』(複製) 書 個人 蔵

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
相田みつをサイン入り本の写真です。雨の日には雨の中を風の日には風の中を(相田みつを直筆サイン入り)書籍・相田みつを 1981年 個人 蔵

 

相田みつをサイン入り本の説明文の写真です。
相田みつをサイン入り本の説明文の写真です。相田みつをサイン入り本の説明文

 

<相田みつを:武井哲應老師と国宝『宋刊本文選』>
高福寺山門の扁額の写真です。高福寺山門と本堂(足利市家富町)

 

* 高福寺の詳細は、足利まちなか寺院:高福寺・法玄寺・三宝院の御案内を御覧ください。

<相田みつをに影響をあたえた武井哲應老師>
相田みつをは、しないの高福寺住職の武井哲應老師が開く円融会に参加し、多くのことばを学びました。ここでは、足利学校が所蔵する武井哲應の資料を紹介します。

史跡足利学校 遺蹟図書館より引用

武井哲應の書の写真です。『一夜落花雨 萬城流水花』哲應

武井哲應の書は、方丈・庫裡展示室に展示されています。

武井哲應の書の解説文の写真です。

相田みつをに影響を及ぼした武井哲應の本の写真です。
『華蔵浄厳』(けぞうじょうごん)武井哲應著 昭和62年(1987)

相田みつをに影響を与えた武井哲應の本「遺歌集」の写真です。『遺歌集』武井哲應著 昭和63年(1988)

相田みつを画家いた足利学校関連作品の説明文の写真です。
相田みつを画家いた足利学校関連作品の説明文

足利学校に関連した相田みつをの作品の解説文の写真です。
相田みつをに影響をあたえた本『史記評林』の写真です。『史記評林』(しきひょうりん)凌稚隆(りょうちりゅう編 天明6年(1786)刊

 

相田みつをに影響を与えた本『史記評林』の写真です。『史記評林』の解説

 

『八種画譜』の写真です。『八種画譜』黄凰池 編 中国明時代(1368~1644)刊 後印

 

『八種画譜』の解説文の写真です。『八種画譜』の解説文

 

国宝『宋刊本 文選』の写真です。
国宝 宋刊本『文選』複製

  • 12世紀 中国南宋時代
  • 二十一冊
  • 金澤文庫旧蔵本

国宝 宋刊本 文選 [複製]中国の春秋(しゅんじゅう)から、梁(りょう)時代までの代表的な詩文をまとめた詩集です。

永禄3年(1560)に、小田原城主 北条氏政が、九華の学識に敬意をあらわし贈ったものです。

 

<足利学校:今読んでほしい相田みつをのことば>
相田みつをの詩『受身』の写真です。相田みつをの詩『受身』

足利学校「方丈」に展示されている詩です。

<足利商工会議所ギャラリー・カッサ:相田みつを ふるさと展>

足利商工会議所「ギャラリー・カッサ」入り口の写真です。足利商工会議所「ギャラリー・カッサ」入り口

* 掲載するすべての写真は、2024.7.18 足利商工会議所より、掲載許諾済みです。

<足利商工会議所ギャラリー・カッサ:基本情報>

相田みつをふるさと展:ギャラリー・カッサのパンフレットの写真です。相田みつをふるさと展:ギャラリー・カッサのパンフレット:表

 

相田みつをふるさと展:ギャラリー・カッサのパンフレットの写真です。相田みつをふるさと展:ギャラリー・カッサのパンフレット:裏

 

所在地 〒 326-8502 足利市通3丁目2757
電話番号
(Fax)
Tel 0284-21-1354
Fax 0284-21-6294
開館時間 午前10時~午後5時
休館日 年中無休
参観料 無料
ホームページ https://ashikaga.info/
アクセス JR両毛線 足利駅:徒歩11分
東武伊勢崎線足利市駅:徒歩 10分
北関東自動車道足利IC:14分
〃太田・桐生Ic:20分
東北自動車道佐野藤岡IC:40分
駐車場
(無料)
会館南側 乗用車約70~100台

<生誕100年記念事業:相田みつを ふるさと展>

相田みつをの詩『いますぐに・・・』の写真です。『いますぐに・・・』1955年頃 めん割烹なか川 蔵

 

相田みつをの詩『あとにもさきにも』の写真です。『あとにもさきにも』1974年 めん割烹なか川  蔵

 

相田みつをのろうけつ染『一生勉強』の写真です。『一生勉強』1960年代前半 めん割烹なか川 蔵

 

相田みつをの詩『出逢いのお菓子』の写真です。『出逢いのお菓子』1966年 虎谷本店 蔵

 

相田みつをの詩『しあわせはいつも自分のこころがきめる』の写真です。『しあわせはいつも自分のこころがきめる』1970年 虎谷本店  蔵

 

相田みつをの詩『めぐりあい』の写真です。『めぐりあい』1970年 虎谷本店  蔵

* 参考:比較作品『めぐりあい』虎谷本店店舗内

(虎谷本店)へ ↓

相田みつをの詩『ひとつのことでも』の写真です。『ひとつのことでも』1962年 (有)香雲堂本店 蔵

 

相田みつをの詩『かげぐち』の写真です。『かげぐち』1968年 (有)香雲堂本店 蔵

<足利まちなか遊学館:相田みつを 市民所蔵作品展>

足利のわかりやすい歴史館(足利まちなか遊学館)入り口の写真です。足利のわかりやすい歴史館(足利まちなか遊学館)入り口

* 掲載するすべての写真は、2024.7.18 足利のわかりやすい歴史館(足利まちなか遊学館)事務所より、掲載許諾済みです。

所在地 〒 326-0814 足利市通1丁目2673
電話番号 Tel 0284-41-8201
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 第3水曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始
足利学校の休館日に連動する場合がある
参観料 無料
ホームページ https://www.ashikaga-kankou.jp/spot/machinaka_yuugakukan
アクセス JR両毛線 足利駅:徒歩5分
東武伊勢崎線足利市駅:徒歩 10分
北関東自動車道足利IC:15分
〃太田・桐生Ic:30分
東北自動車道佐野藤岡IC:30分
駐車場
(無料)
建物裏(北)側に数台
太平記館観光駐車場

相田みつを展記念うちわの写真です。相田みつを展記念うちわ

<足利のわかりやすい歴史館(足利まちなか遊学館):市民所蔵作品特別展示>

相田みつを:ビデオ視聴コーナーの写真です。相田みつを:DVD視聴コーナー

館内の一角に設けられた「相田みつを」DVD視聴コーナーです。

涼しい館内で、まず相田みつをさんについてのDVDを鑑賞し、それぞれの展示会場を訪問すると、よりいっそう作品の心髄にふれることができます。

* 相田みつをの世界「ことばのひみつ」全2巻セット:1 ~詩がうまれるまで~ 2 ~書がかかれるまで~足利市立美術館売店で販売中!

相田みつを 特別展示コーナーの写真です。相田みつを 特別展示コーナー

 

相田みつをの作品の写真です。『風』暖簾(のれん)ろうけつ染 1950年代 めん割烹なか川 蔵

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。 相田みつをの作品の写真です。

『夢』暖簾(のれん)ろうけつ染 1950年代 めん割烹なか川 蔵

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
相田みつをの作品の写真です。『なか川』法被(はっぴ)ろうけつ染 1950年代 めん割烹なか川 蔵

 

相田みつをの作品の写真です。『なか川』法被(はっぴ)ろうけつ染 1950年代 めん割烹なか川 蔵

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。
相田みつをの作品の写真です。『北陽千鳥ロゴ一式』1952年頃 日東食品(株)

 

相田みつをの作品説明プレートの写真です。

【相田みつを ふるさと展:ゆかりの店訪問】

* 掲載するすべての画像は、2024.7.24現在、各店から掲載許諾済みです。

<店内の名作を訪ねて>

 

店舗・会名名 種 別 所在地
めん割烹なか川 そば 日本料理 居酒屋 〒326-0814
足利市通2-2659
☎ 0284-41-2322
香雲堂本店 菓子店 〒326-0814
足利市通4-2570
☎ 0284-21-4964
第一立花 そば うどん 〒326-0814
足利市通6丁目3222
☎ 0284-22-0505
日東産業株式会社 ソース (〒326-0003
足利市名草下町1-2-1
足利インター・ビジネスパーク内* お求めは「太平記館」「あしナビ」などで。
☎ 0284-41-3348
虎虎本店 菓子店 〒326-0833
足利市藤本町118-7
☎ 0284-22-30554
虎蔵 菓子・カフェ 〒326-0067
足利市江川町1丁目17-17
☎ 0284-22-4328

<相田みつを ふるさと展・協力店:めん割烹なか川>

相田みつを ふるさと展・協力店:めん割烹なか川の写真です。めん割烹なか川

めん割烹なか川は、戦後まもない時期に旅館として創業。相田みつをさんは活動初期から、店の看板、部屋札、暖簾、座布団、手ぬぐいなどの制作・デザインを手掛けました。

昭和59年(1984)に現在の「めん割烹なか川」に転じた後も、みつをさんの最晩年まで4代にわたる交流がなされました。

めん割烹なか川の看板の写真です。めん割烹なか川の看板

 

めん割烹なか川店内の写真です。めん割烹なか川店内

 

<めん割烹なか川前「大門通り」周辺の観光スポット>

大門通りの写真です。めん割烹なか川前の大門通り

めん割烹なか川の前の大門通り右折(東)すると史跡 足利学校へ、左折(西)すると八雲神社、えんま堂、北に直進すると左手側(西)にFM DAMONOのサテライトスタジオ、突き当たりに国宝 鑁阿寺があります。

それぞれの詳細は、下のリンクを御利用ください。

<相田みつを ふるさと展・協力店:香雲堂本店>

香雲堂本店の店先の写真です。香雲堂本店:織姫神社のからくり時計が目印

香雲堂本店は、明治元年(1868)年創業。足利ゆかりの古印・落款に因んだ「古印最中」で知られています。

相田みつをさんとは、活動初期から深く関わりのある老舗で、店の看板、包装紙、栞などが制作されています。

香雲堂本店ギャラリーの写真です。香雲堂本店ギャラリー

店内には、相田みつをさんの写真など、貴重な資料がたくさん展示してあります。

香雲堂本店ギャラリーの写真です。
香雲堂本店ギャラリーの写真です。相田みつをさんの貴重な写真

 

香雲堂本店ギャラリーの写真です。足利銘菓のひとつ「古印最中」

 

織姫神社の詳細は、足利織姫神社と織姫公園:大切な人と行きたい<縁結び>を御覧ください。

<相田みつを ふるさと展・協力店:第一立花>

蕎麦処「第一立花」店先の写真です。蕎麦処「第一立花」

第一立花は、明治12年(1880)創業の足利で現存する2番目に古い飲食店です。

相田家とは縁戚関係もあり、活動初期から交流を重ねていました。

蕎麦処「第一立花」店先の写真です。「九一そば」で有名な第一立花

 

「第一立花」店内の写真です。「第一立花」店内

 

相田みつをの作品の写真です。店内に展示されている暖簾(のれん)

 

相田みつをの作品の写真です。

『そば』暖簾 ろうけつ染 相田みつを
作品は額に折りたたんで収納されていますので、実物はもう少し長い暖簾であるとのことです。(店主より)

<相田みつを ふるさと展・協力会社:日東産業(株)>

日東産業株式会社ソースの写真です。日東産業(株) ソース

日東産業株式会社の先代経営者は、相田みつをさんと同い年の幼なじみである縁から、1960年代にラベルデザインを手がけ、現在にいたるまで商品に使われています。

なお、商品は「太平記館」、「あし・ナビ」、「足利市立美術館」などの売店でお求めになれます。

売店の詳細は、下記のリンクを御利用ください。

以下のグーグルマップは、会社の所在地です。

商品のお求めは、最寄りの観光案内売店等の御利用が便利です。

* 商品のお求めは、足利観光案内・お土産「太平記館/あし・ナビ」5施設の御案内を御覧ください。

<相田みつを ふるさと展・協力店:虎谷本店>

虎谷本店店先の写真です。虎谷本店

虎谷は、昭和13年(1938)創業。相田みつをさんとは、活動初期から店の包装紙、商品の命名などで深く関わり、「人とのめぐり逢い」と「MEET」をかけた「ミートサブレ」は、みつをさんが名づけ、「逢」の字が包装紙に描かれています。

「虎谷本店」店内の写真です。「虎谷本店」の店内

 

虎谷本店ギャラリーの写真です。虎谷本店ギャラリー

相田みつをさんの心が通う『逢』という書が展示されています。

この『逢』ということばには、「会う」ということばには無い、親しみのこもった心が感じとれます。

みつをさんの書く「しんにょう」は、人生を、そして『逢』は「迎える」という意味をもっています。

虎谷本店ギャラリーの写真です。『めぐりあい』書 1970年 相田みつを 直筆

店内のギャラリーで、貴重な作品を見つけました。

みつをさんの落款(らっかん)はありませんが、先代がたたんで保管していたという『めぐりあい』の書です。

店主のお話によると、先代がこの作品をいただいた時に、「めぐりあいますように」という文字を漢字の「逢い」にしてほしい、と頼んだそうです。

虎谷本店ギャラリーの写真です。『めぐりあい』

相田みつをさんの作品を所蔵している店舗には、ミュージアムでは出逢えない貴重な逸話が満載です。

完成した作品は、最後の一文が「めぐり逢いますように」と「逢」の字に変更されていることがわかります。

参考:比較作品 ギャラリー・カッサ「めぐりあい」

虎谷本店名物「巨石せんべい」の写真です。「巨石せんべい」

筆者いち推しの「巨石せんべい」は足利の銘菓で、お土産としても最高です。

<相田みつを ふるさと展・協力店:虎蔵>

虎蔵の店先の写真です。足利名菓&カフェ 虎蔵(TRAZO)

虎谷本店の兄弟店「虎蔵(TRAZO)」は、虎谷の名菓販売と喫茶店を営んでいます。

虎蔵ギャラリーの写真です。虎蔵ギャラリー『ひたすら』相田みつを 直筆

店主のお話では、「相田みつを さんの作品を全部展覧会に出品するとお店がさびしくなるので・・・」ということで、『ひたすら』の作品は店内に展示したままにしたそうです。

所蔵者の店を訪問することで、こちらでも貴重な作品を拝見することができました。

【相田みつを ふるさと展:まとめ

筆者所蔵『にんげんだもの』相田みつを サイン入り初版本の写真です。筆者所蔵『にんげんだもの』相田みつを サイン入り初版本

足利市立美術館には、相田みつを さんの119作品が展示されています。

その内、相田みつを美術館所蔵作品の他に、足利市内の店舗、会社、個人が所蔵する作品が一堂に会することとなり、過去最大級のふるさと展となったことはたいへん喜ばしいことです。

また、教科書にも掲載されている相田みつをさんの作品を「子どもたちにも、ぜひ鑑賞してほしい」という早川尚秀市長の働きかけもあり、夏休みを中心に展覧会が開催されたことは誠に有意義であると感じています。

最後になりましたが、作品撮影のお許しをいただいた各施設及び各店主のみなさまに御礼申し上げます。

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。

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