
目次
【渡良瀬橋までのルート:はじめに】
筆者、(よしと:臨床発達心理士)の視点から、車椅子による駅から「渡良瀬橋」を巡るルートのポイントと、注意点について解説します。
安全第一で、介助者同伴による移動を前提とします。
筆者は、障がいのある方々が地域社会へ、積極的に出かけることにより、地域のバリアフリー化が加速し進行するものと確信しています。
なお、地域行政に対しまして、障がいのある方々が、安心して出かけられる街づくりをさらに推進して頂きたく、ここに強く懇願するものです。
障がい者が住みよい「バリアフリー街づくり」は、いわゆる健常者(高齢者を含む)にとっても、よりいっそう、安全、安心、便利な暮らしを保障するものです。
本稿は、車椅子使用者の方々のみでなく、足利市に初めてお越しになった皆様にとっても、
ハンドマップ代わりに、活用いただけるものと思います。
ここで示す、距離と所要時間は、概算です。
なお、車椅子の走行速度を基準にし、4Km/時として概ねの所要時間を算出しています。

【渡良瀬橋までのおすすめルート】
⑴ 車椅子で散策
① のんびり、まちなか散策(足利学校や鑁阿寺などにも行きたい)
・ 東武足利市駅から、
中橋⇒ 通二丁目交差点⇒「足利学校」⇒「鑁阿寺」⇒「渡良瀬橋・歌碑」
⇒「八雲神社」⇒「床屋さん」と「公衆電話」⇒「織姫神社」前
・ JR足利駅から、
「足利学校」~(以下、同上)
② ひたすら、おいそぎ散策(はやく渡良瀬橋に行きたい)
- 東武足利市駅から、中橋を渡らないコース
- JR足利駅から、通二丁目交差点左折コース
- JR足利駅から、通三丁目交差点左折コース
- 徒歩で散策
(はやく渡良瀬橋に行きたい)
・ JR足利駅南口から、徒歩で堤防沿いの歩道を歩くコース - 大岩山「毘沙門天」へのルート
*「通二丁目交差点」⇒「通三丁目交差点」⇒「織姫交番前交差点」⇒「通七丁目交差点」大岩山「毘沙門天」スタート地点)
本稿では、往路、復路など重複するルート、「足利学校」と「鑁阿寺」へのルートの詳細は省略しています。各史籍・名勝へのルートは、別に御案内していますので、リンクを御利用ください。
上記の他、複数のルートがありますが、 歩道の有無、道路状況等を勘案し、より安全で、 わかりやすいルートを選択しています。
足利市駅 足利駅 太平記館 足利まちなか遊学館足利市立美術館 足利商工会議所(友愛会館)
織物会館
【東武足利市駅から渡良瀬橋へのルート】
「ハンドル型電動車椅子」利用可能駅で、エレベーター、多機能トイレ、コインロッカー等が利用できます。
利用申し込みは、事前に駅にお問い合わせくださいとのことです。
まずは、東武足利駅周辺の地図を御覧いただきます。

改札口を出る前に、右壁面に注目です。
右壁面には、「渡良瀬橋コーナー」がありますので、ぜひ、御覧ください。
また、改札口を出て、真っ直ぐ行くと、「あし・ナビ」があり、無料の観光パンフレットが多数用意されています。
足利観光交流館「あし・ナビ」:足利市観光情報の発信拠点。
土産物・グッズなどの販売やレンタサイクルを提供。
(所在地:足利市南町4256-9 東武足利市駅改札前Tel:0284-73-3631 営業時間:午前8時~午後6時休館日なし)
⑴ 北口から「渡良瀬橋・歌碑」ルート
中橋の架け替え工事のため、東武足利市駅北口から渡良瀬橋方面(渡良瀬川右岸堤防)が通行止めになっています。東武足利市駅南口からのルートを御覧ください。
渡良瀬橋までの距離:730m 徒歩:10分
① 中橋を渡らないコース
② 中橋を渡るコース
改札を出ると、すぐ斜め上に、案内版があります。
渡良瀬橋へは、北口を利用すると便利ですが、注意を要する箇所がいくつかあります。
(お出かけの前に、このブログなどの資料を御活用ください)
ここからの御案内は、車椅子を利用されている方々の視点に立って、できるだけ丁寧に細かく解説いたします。
全体的に、たいへん長いコンテンツとなりますが、必要な部分をピックアップして御覧ください。
また、ブログ内で、御不明な点がございましたら、文末に示す「お問い合わせコーナー」を御利用ください。
なお、お問い合わせに対する回答を随時、追加・更新する予定です。

(所在地:足利市南町3694 電話:0284-71-1073)
改札を出て、左方向が北口になっています。
北口には、「あしかが観光ガイドマップ」があります。

現在地から渡良瀬橋までを拡大表示
右手側に「中橋」、左手側に「渡良瀬橋」があります。
そして、大きな木が2本描かれていますね。(この2本の木が、目印になります)
「渡良瀬橋」写真集「自然いっぱいコーナー」のキャッチ画像の木です。

足利のまちなかにある歩行者案内板が、各所に設置されていますので御活用ください。
なお、表示されている【論語】の意味が気になった方は、
足利まちなか散策『心のみちしるべ』:回遊サインの名言を解説
を御覧になり、すっきりしてくださいね。
これから、北口より足利学校、鑁阿寺(ばんなじ)、市立美術館方面に向かいます。

歩道なりに進み、左へ曲がった風景
ここを進み、ビルの突き当たりを右に進むと、左手側に階段が見えてきます。

でも、だいじょうぶです。
右側中央の植え込みで見えませんが、向こう側にスロープがあります。
階段右側のスロープ
階段に向かって右側の植え込みを回り込むと、このスロープが見えてきます。

スロープを上りきると、車止めポールがあります。
一般の車椅子でも通行可能です。

(メジャーは50cmを示しています)
東武駅北交差点前にある車止めの略図
(車止め寸法:高さ53、幅75cm)
実際に計測した結果は、上の略図のとおりです。
(私は、頭が固いせいか、車止めを真っ直ぐ通ろうとばかり・・・、)
よく見ると、路面は良くありませんが、車止めと植栽Bの間は、90cmもありました。
なんと、ここを真っ直ぐ進めばいいだけのことです。
(大きめの車椅子は、この略図を御覧いただき、御検討ください)
アーチ型車止めを抜けたすぐ前の東武駅北交差点


太平記館・足利学校へのルート解説は、
【画像で解説】足利市駅~足利「太平記館」~「足利学校」へのルートを御覧ください。
進行方向にある横断歩道(中橋通りを横断します)
* 中橋を通っている道路名:「中橋通り」38号線

以前紳士服店だった方向へ横断します。
現在、紳士服店は閉店し、店の看板等はありません。
横断したら右に90°旋回、今度は中橋方向へ、再び横断します。
(②コース「中橋を渡る」は、こちらです)
①コースは、 中橋は渡らず、このポールを通過し、「渡良瀬川堤防通り」へ向かいます。
* 渡良瀬川右岸(南岸)道路名:渡良瀬川堤防通り

<中橋架け替え工事のため現在通行止めに>

令和5年10月16日~令和6年6月(予定)まで、通行止めとなっています。

令和6年6月より、通行止めが解除され、以前と同じく渡良瀬橋へ向かうことができるようになりました。
しかし、令和6年10月1日より、中橋の架け替え工事が本格的に開始されるため、再び通行止めになってしまうでしょう。
架け替え工事中の足利市駅から渡良瀬橋へは、
⑵ 南口から「渡良瀬橋・歌碑」ルートをおすすめします。
ここからの御案内は、通行止め前のルートです。
ポールを進むと上り坂になっています。

(メジャー50cm、バインダー約30×20cm)
2本のポールの間隔は、95cmあり、外側(バインダー側)は、70cm(左ポール外側も同じ)のスペースになっています。
ポールの高さは、85cm、道路幅は、2m60cmです。
この坂道は、堤防歩道につながります。
見たとおり、けっこう急な坂です。
また、前方から自転車が下ってくる場合もありますので、
注意が必要です。


上り終えた右手側に、中橋が見えます。

「堤防通り」をそのまま西(上流)に進むと、右手側に大きな木が2本見えます。
のキャッチ画像でも使われています。(駅前のガイドマップにあったシンボルの木です)
路面には、白線で「わたらせ川」と大きく記されています。
前方右手側に、渡良瀬橋が見えています。
さらに、真っ直ぐ山の方向、女浅間(おんなせんげん)山に向かって進みます。


ここで記念写真を撮るといいですね。
この歩道(渡良瀬川堤防通り)は、自動車通行禁止ですので安心です。
現在(2021.4)、河川敷には、工事車両がありますが、今のところ、橋本体の工事は着工されていません。
(工事終了予定日:令和3年5月17まで)
簡単な工事関連記事は、
「渡良瀬橋」から、足利市内おすすめ桜スポットを御覧ください。
これから、渡良瀬橋を渡って、「渡良瀬橋の歌碑」に向かいます。
森高千里さんとデュエットする準備をしておきましょう。(フルコーラス)


突き当たりを左に90°旋回側に、ポール型車止めがあります。
ここも、車椅子の通行は可能です。

ここの道路幅は、285cmです。
写真左側の小さめのポールは、塩化ビニール製で、高さ68cmです。
(弾力性あり)
また、中央と右側の木製ポールの高さは、それぞれ1mです。
そして、中央ポールと右ポールの間隔は138cmです。

渡良瀬橋南のたもとから、中橋までの堤防及びサイクリングロードは、現在通行止めになっています。

車止めポールをすり抜けて、進行方向右手側、女浅間山方向の横断歩道を渡ります。
(この道路名は、県道足利太田線⑤号線です)



この鳥居は、渡良瀬橋のたもとにあります。

車道が右側で、歩行者と自転車は、左側の側道橋を利用します。


渡良瀬橋の側道幅は、295cmです。
側道の中央付近では、下流側に中橋が見えます。

そして、眼下には渡良瀬川、上流に夕日も望めます。
渡良瀬橋から見る夕日



開口幅は290cmです。
また、歩道と横断歩道の間に、少しの傾斜があります。

この歩道を歩行者用信号に従って、向こう側(焼き鳥屋さん)方向に渡ります。
開口部が狭いため、注意が必要です。

渡良瀬橋の側道から、横断歩道を渡ったところの歩道です。
支柱が立っている箇所が、最も狭く、130cmです。

この歩道を下りる時の注意点は、段差があり、車椅子で走行可能なスペースが狭いことです。

(メジャーは、1mを示します)
段差が最も小さい開口スペースは、1mです。
歩道を降りると見える2つめの横断歩道
2つめの横断歩道は、左手側「車両通り抜け不可」の標識が道路中央に立てられています。
横断歩道の向こう側、ガードレールに向かって横断します。

(東武足利駅から、913m、14分)

2つめの歩道を渡り、右に90°旋回すると、渡良瀬橋の方向を向きます。
この3つめの横断歩道は、写真で見ると、土手沿いの車道と、市内から上ってくる
左下の車道とが交差しています。
そして、横断歩道の中央に、信号の支柱があります。(上の写真で、横断歩道に陰を落としている信号機)
この信号の支柱の手前を左に曲ると、左下道路の歩道に入れます。
くれぐれも、渡良瀬川に向かって、全部渡りきらないよう注意しましょう。
向こう側の堤防(渡良瀬川左岸)には、歩道がありません。


ここも同じく、歩道の段差が最も小さい開口スペースは、1mです。
また、歩道は、前方、下り傾斜になっています。
この歩道を下り、再び右側の歩道を上っていきます。

ここの歩道幅は4mですが、上りきると、幅員は減少します。



歌碑から右ガードレールまでは、225cmです。

歌碑の左隣にあるボタンを押して、森高千里さんと一緒に、フルコーラス歌います。
そして、渡良瀬橋を背景に、記念撮影もいいですね。
車椅子コースは、ここからUターンします。
また、中橋の架け替え工事中も、同じくUターンしましょう。
この先、中橋方面に向かってしまうと、途中から歩道がなくなってしまい危険です。


段差の最も小さい箇所でも、12cmあります。

歩道には、写真のように高い段差があり、さらには、道路の交差地点でもあります。
交通量が多いことからみても、車椅子の走行には不向きです。
突然ですが、足利市公式ホームページによりますと、近い将来、「中橋」を架替える方針が決定されたようです。
整備方針
- 中橋付近の堤防を嵩(かさ)上げする。
- 嵩上げに伴い、中橋を架け替える。
- 架け替えに際し、現中橋の3連アーチを下流川にスライドし、
歩行者・自転車の通行空間として再利用する。- 3連アーチの上流側に、車両を中心とした新しい橋を設置する。
2020.7.31「渡良瀬川中橋架替に関する連絡協議会」方針決定
これにあわせて、車椅子でも安心して通行できる、バリアフリーの視点にたった計画実現をぜひ、お願いします。
○ この地点から徒歩で、駅に向かう方法
ちなみに、徒歩で来られた方で、東武駅へお急ぎの方は、ここから先を御覧ください。

先ほどの途切れた歩道から、車道を突っ切って進むと、再びこのような歩道になります。
(この地点ではまだ、道路の両側に歩道があります)
横断歩道はありませんが、堤防側の歩道へ渡ります。
しかし、そのまま更に進んでしまうと、中橋に近づくにつれて、幅員が減少していきます。
「足利市駅まで500m」などを示す標識

歩行者の皆さんも、足下注意です。
くれぐれも、つまづかぬようにしましょう。
当ブログのポリシーは、我が郷土において、 賛美されるところのみを御紹介するものではありません。
読者の皆様が、安全で楽しく散策いただけることを第一としています。

やがて歩道がなくなり中橋北交差点へ。
歩行者は、「右側通行です!」と言われても、途中から歩道はなくなります。
すでに、反対側の歩道は堤防の上です。
(この地点に来る前に、渡良瀬川堤防沿いの歩道へ 渡っておきましょう)

しかたなく、後ろから来る車に気をつけて直進すると、中橋北交差点に着きます。
中橋交差点の横断歩道を中橋方向に渡ります。

渡良瀬川左岸の堤防歩道を中橋に向かって進行して来た場合は、この階段を下ります。
直接、中橋の歩道につながります。

中橋の歩道は、道路の両サイドにあります。
しかし、歩道の幅が狭く、歩行者と自転車がやっとすれ違える程度です。
歩道幅の実測のようすは、【画像で解説】足利市駅~足利「太平記館」~「足利学校」へのルートを御覧ください。

中橋を渡り、この横断歩道を通って左折すれば足利市駅です。
⑵ 南口から「渡良瀬橋・歌碑」ルート

渡良瀬橋までの距離:1km 徒歩:15分
改札を出て右に行くと、南口に出ます。
ここをすぐ右折し、歩道を進みます。

この歩道を進みます。公衆電話、バス停を過ぎると、銅像が右に見えてきます。

東武鉄道株式会社々長「根津嘉一郎」とありました。

(東武駅前交番:所在地:田中町909-3 電 話:0284-71-5849)

左手側の横断歩道を渡ります。
(右折し、ガード下を通り、直進すると、東武駅北交差点に着きます)

横断歩道を渡り、直進します。


交差点を右90°旋回します。

交番側に横断歩道を渡ります。(中橋通りを横断します)
ここまでの路面の状況は、点字ブロックもあり、車椅子の走行にも、ほとんど支障はありません。

大きな看板が印象的な交差点です。
この看板を右手側に、歩道をそのまま直進します。

この道路を前方に渡り、さらに直進します。

このスポーツジムに入会すると、「あしかがフラワーパーク」に、
年間無料で入園することができます。

この地点から、緩やかな上り勾配になります。
東武伊勢崎線のガードを通ると、渡良瀬橋南交差点に到着します。
(東武足利市駅南口から:587m、8分)
交差点からは、① 北口から「渡良瀬橋・歌碑」ルートと重複します。
この先のルート解説は、こちらです。
【JR足利駅から渡良瀬橋へ】
⑴ 北口から「渡良瀬橋・歌碑」ルート
渡良瀬橋までの距離:1.3km 徒歩:19分
(JR足利駅:所在地:〒326-0053 足利市伊勢町1丁目 電話:050-2016-1600 JRお客様サポート)
ホームからエレベーターが利用できるのは、北口のみで、階段があるため、車椅子で南口には出られません。
また、南口が利用できるのは、7:20~19:00です。
駅西側に、地下連絡通路がありますが、スロープの傾斜も大きく、車止めもあり、車椅子走行はできません。
早朝と深夜は、駅員さんがいない無人駅になります。


最初に、駅待合室に展示されていた森高千里さんのメッセージの一部を御紹介します。
・・・このたび、「渡良瀬橋」を生んでくれた街足利市の「あしかが輝き大使に」任命され、さらに東武足利市駅並びにJR足利駅で「渡良瀬橋」のメロディを発着音に使って頂けるというお話を頂きました。大変光栄です。・・・
JR足利駅の待合室には、森高千里さんの写真と色紙が飾ってあります。
ぜひ、御覧ください。
JP足利駅の地図は、こちらです。

これらの地図によって、JR足利駅、東武足利市駅、田中橋、中橋、渡良瀬橋などの位置関係がよくわかります。


ここを真っ直ぐ行くと、南口への地下連絡通路があります。
しかし、前述したように、車椅子走行はできません。



(鉄道好きなあなたへ)
EF60 123形直流電気機関車
日本国有鉄道(国鉄)が1960年に開発した平坦路線向け直流用電気機関車です。この機関車は、かつては両毛線の貨物列車牽引で活躍し、現在でも完全形で静態保存されている貴重な存在です。
この電気機関車の前を通り過ぎます。

電気機関車のすぐ隣に、このプレートがあります。
これから、この矢印どおりに進みます。

左手側に、「自転車預かり所」があります。
ここを直進すると、ガードレールの切れ目に、短い横断歩道があります。

この短い横断歩道を渡り、右に曲ります。
(左に曲って行くルートもありますが、歩道がありません。
ここでは、安全でわかりやすいルートを選択し、御紹介しています)

この歩道を直進します。


前方の道路は、「中央通り」県道67号線です。
この中央通全域の歩道には、点字ブロックが設置されています。

コンビニ駐車場の角を左に曲ります。
点字ブロックに沿って直進します。

栃の葉国体、昭和55(1980)年につくられた地下道です。
地下道には、スロープがありませんので、この先の横断歩道を渡ります。
「太平記館」へは、通一丁目交差点を右折します。(中央通りから、ルート293を北上)

国道293号線の横断歩道を渡ります。

(この交差点から、通二丁目交差点まで、手押し信号機が1つあります)
少し進むと、右手側に「足利学校」の入り口が見えます。

足利学校入り口には、横断歩道がありません。
まちなか遊学館(多機能トイレ)、足利学校、鑁阿寺へは、次の手押し信号の歩道を御利用ください。



右折したところの「大門通り」
ここを直進すると、鑁阿寺入り口「太鼓橋」へ、右折すると、足利学校入り口「入徳門」に通じます。
足利学校と鑁阿寺に関する記事は、こちらです。
足利学校と鑁阿寺に寄らない場合は、こちらです。
ここを左折して、足利学校へ向かいます。



(おもちゃ屋さんの交差点から、169m、2分)

足利学校の散策は、足利学校と「松竹梅の伝説:現代版かなふり松の回答!」を御案内を御覧ください。
ここから、鑁阿寺へ向かいます。
大門通りを直進します。


地元では、「太鼓橋」と呼ばれています。
この橋と山門(桜門)の間に、段差があります。

この段差を車椅子やバギーをバックで通過します。
しかし、山門には、敷居(横木)があり、徒歩以外では、通れません。

ここを通過して、境内に入ります。
反橋の湾曲や段差が心配される場合は、この門を通らず、東門か北門から入ります。(西門は、フラットなスペースが狭いため困難です)

反橋の手前の石碑が側から、歩道に入れます。

鑁阿寺のお堀に沿って、歩道が巡らされています。
この南東側にある歩道を直進します。(歩道は、一周816m、12分)

ここを左に曲ります。右手側、道路の向こうは、「足利学校」の北側にあたります。


(反橋から、158m、2分)
西門と同じく、県指定文化財です。

門の下には、自然石が敷かれていて、徒歩か車でしか通れません。
鑁阿寺の東門にあるフラットスペース
北門の右側に、フラットなスペースがあります。
スペースの幅は、90cmです。(北門の左側スペースは狭く、通れません)
車椅子で境内に入る最も安全な門は、次の北門です。

北門の歩道を北に向かって進むと、歩道の北東側の角に着き、左に曲ります。


(反橋から、371m、5分)
この門を通ると、駐車場があります。
門の下には、敷石もなく、十分なスペースがあります。
参考として、西門を御紹介します。

門には、敷石が施され、フラットスペースも狭く、車椅子の走行は困難です。

ここから、「足利学校」と「鑁阿寺」に行かず、渡良瀬橋に向かうコースと合流します。

鑁阿寺、足利学校に寄らず、渡良瀬橋を目指す場合は、おもちゃ屋さんの交差点を
中央通り沿いを直進します。
鑁阿寺入り口を右手側に見ながら進むと、「渡良瀬橋クッキー」を販売しているお店が
左手側に見えてきます。
このクッキーの表面には、渡良瀬橋が描かれています。
おいしいクッキーです。
また、「渡良瀬橋カレー」もあり、お店の中で、コーヒーと一緒に、いただけます。

以前は、足利屈指の楽器・レコード店で、私も楽器やレコードを買って、
楽しませてもらったお店のひとつでした。
今は、カフェ・ファンシーグッズのお店です。

(左:中橋通り38号線 右:飛駒足利線208号線 直進:中央通り67号数)(JR足利駅から:639m、10分)
左折:①コース、中橋、東武足利市駅方面へ
直進:②コース、織姫神社、八雲神社方面へ
第1キーポイントの「通二丁目交差点」に到着します。
通二丁目交差点から先、「渡良瀬橋」までのルートは、次の二通りあります。
どちらも、距離は同じですが、狭いながらも、ずっと歩道が利用できるのは、「①コース」です。
「床屋さん」と「公衆電話」へ直接向かう場合は、通二丁目交差点を西(中央通りに沿って)に直進します。
通7丁目交差点⇒通三丁目交差点⇒織姫交番前交差点⇒通7丁目交差点の北西角に、「床屋さん」と「公衆電話」があります。
(通7丁目交差点をさらに西へ進むと、大岩山 毘沙門天ハイキングルートにつながります)
「①コース」の解説:通二丁目交差点を左折するコース

銀行の角を左折し直進すると、足利市立美術館、中橋、東武足利市駅方面になります。
左手側にある、足利市立美術館を通り過ぎます。



踏切を渡って間もなく、左手側にメガネ屋さん・パン屋さんがある交差点に着きます。

交差点には、信号がありません。
この交差点は、中橋北交差点のすぐ北側にあります。
交差点右の横断歩道を渡ります。
徒歩で向かう場合は、直進して中橋の歩道に出れば、渡良瀬川左岸(北)堤防の歩道が利用でき、一路、渡良瀬橋に向かえます。
信号機のない交差点を右折、横断歩道を渡ります。
中橋方向の歩道を渡ってしまうと、写真のとおり、
右折用の横断歩道がついていませんので、要注意です。

信号が付いていませんので、特に右からの車に注意します。

横断してすぐ右折します。歩道幅が狭くなります。(アベ中央ビルと加藤ビルの間の道路沿いを西に進みます)


(丁字路を右に行くと、今回の2つ目のキーポイント 通三丁目交差点方面です)
この丁字路を右手側に見ながら、さらに直進します。

歩行者と自転車がすれ違うことは困難です。
丁字路を過ぎると、右手側に酒屋さんがあります。

私は、児童公園の奥にあるラセン階段を「幸福の階段」と呼んでいます。

児童公園のラセン階段を上ると、「渡良瀬橋 歌碑」の真正面にたどりつきます。
ラセン階段を利用する観光客の皆さんは、相当ツウの方々とお見受けします。
(今まで、お見受けしたことはありませんが・・・)


児童公園の向かい側の歩道にある、老舗の酒屋さんです。
渡良瀬橋散策のお土産や、記念として、いかがでしょうか。
(4合:1,400円 一升もあります)
公園を通過すると、「渡良瀬橋北交差点」に突き当たります。

左右二つの歩道が、ここでつながります。
前方に、交差点が見えます。

先ほどの歩道合流点を回り込んで、坂の歩道に入り、上って行きます。

回り込んだ歩道を上り、先に進むと、前方に中橋が見えてきます。


歌碑の相向かいに、「幸福の階段」があります。

次は、「渡良瀬橋」に向かいます。


「渡良瀬橋北交差点」の横断歩道を右に横断します。
渡良瀬橋北交差点の歩道幅・段差等の状況は、こちらを御参照ください。

再び、二つ目の横断歩道を焼き鳥屋さん側に渡り、左側の歩道に入ります。


(JR足利駅から:1.28km、18分)

「②コース」の解説:通二丁目交差点を直進するコース

<東武足利市駅~通二丁目交差点までのルート>
* 現在は、中橋架け替え工事のため、自転車・歩行者専用仮設通路を御利用ください。詳細は、渡良瀬橋に隣【中橋(なかばし)】に感謝!温かく見守ろう!生まれ変わるまでのプロセスを御覧ください。
- 中橋を渡る。(現在は、中橋下流側の仮設通路を利用)
- 通三丁目児童公園方面に行かず直進する。
- JR両毛線「宝来社街道踏切」を渡る。
- 直進する。
通二丁目交差点に到着します。


歩道を西に進むと、手押しの信号機があります。
左手側には、足利商工会議所「友愛館」があります。

この建物は、旧足利銀行本店でした。
中に大きな金庫もあり、展示会などにも使われています。
多機能トイレがあります。
友愛会館を通り過ぎて、さらに直進します。

やがて、前方、左手側に薬局、右手側にスーパーの看板が見えてきます。

(中央通り67号線と、足利太田5号線)
(JR足利駅から:933m、14分)
(足利太田5号線は、渡良瀬橋を通る道路です)
通三丁目交差点が、第2キーポイントです。
* 確認事項
- 通二丁目の交差点を中央通りに沿って直進します。
- 手押し信号を一つはさんで、二つ目の信号機。
通三丁目の交差点になります。
通三丁目交差点を左(南)に曲ります。

ここからは、歩道がありませんので、注意が必要です。

進んで行くと、小さな十字路に着きます。
信号機があります。

足利市なのに、「太田」となっています。
特に、鉄道ファンでもない私は、混乱してしまいます・・・。
(両毛線自体が、高崎管区でしたね!)
この踏切を渡ると、前方に丁字路があります。

前方の小さな公園が、通三丁目児童公園です。
丁字路を右折(西)すると、渡良瀬橋に到着します。
この先の解説は、重複しますので、こちらを御覧ください。
⑵ 南口から「渡良瀬橋・歌碑」ルート
* 徒歩コースです。
渡良瀬橋までの距離:1.28km 徒歩:18分


南口は、7:20~19:00の間、利用可能です。
北口への地下連絡通路案内が、改札口近くに掲示されています。

南口を出ると、右手側に、足利駅南口・駐輪駐車場があります。
右の道路白線沿いを進むと、駅南交差点になります。

横断歩道の隣は、「伊勢南町歩道橋」です。
歩道橋下の横断歩道を渡ります。

右手側、白鴎大学足利高等学校の校舎と左手側、車道の間にある歩道を進みます。



この歩道を上りきると、田中橋北交差点に出ます。

前方に、田中橋が見えます。
ここは、前方の国道293号線と、左道路の県道足利館林8号線の交差点です。

国道293号線の横断歩道を前方(渡良瀬川堤防)方向に横断します。

前方、左手側に中橋が見えてきます。
この堤防歩道を中橋に向かって進みます。(電柱基礎の補修中でした。足下注意です)

横断歩道を直進します。

中橋架け替え工事のため、渡良瀬川左岸堤防から迂回し、渡良瀬橋に向かってください。

今まで歩いてきた堤防の歩道が、中橋通りによって、途切れます。
階段を下りて、中橋北交差点の横断歩道を渡り、再び、反対側の階段を上ります。


前方に、渡良瀬橋が見えています。
渡良瀬橋を目指して直進します。

ここで、車に注意して歌碑側の歩道へ渡ってもいいでしょう。
(横断歩道はありません)
しかし、交通量が多い場合は、このまま直進して、「渡良瀬橋北交差点」の
横断歩道を利用した方が安全です。

途中から、歩道がなくなります。

渡良瀬橋北交差点の歩道です。
(JR足利駅から:1.26km、18分)
歩行者用信号に従って、先ほどの反対側の歩道にあった「渡良瀬橋の歌碑」に向かいます。
それから、渡良瀬橋を渡りましょう。
楽しい時間をお過ごしくださいね。

【渡良瀬橋⇒八雲神社⇒床屋公衆電話⇒織姫神社前ルート】
(各駅共通)
基準点:渡良瀬橋北側交差点とします。
⑴ 渡良瀬橋北交差点⇒「八雲神社」ルート

東武足利市駅から、散策に来た方と、JR足利駅から来た方も、渡良瀬橋や歌碑を訪れました。
どちらも、「渡良瀬橋北交差点」を通りましたね。
そこで、渡良瀬橋北交差点を基準点として、八雲神社~床屋さん・公衆電話~織姫神社前を訪ねます。

渡良瀬橋から、渡良瀬橋の歌碑に向かうとき、利用した横断歩道を渡ります。

この歩道を下り、右側の歩道を上って、渡良瀬川の歌碑に向かいました。
今度は、左側の歩道を下り、足利太田線沿いにある、通三丁目児童公園前の丁字路に進みます。

児童公園前の丁字路を進み、JR両毛線踏切(太田第1)を渡ります。
(② 通二丁目直進コースの逆ルート)


直進して、通三丁目交差点に向かいます。

(渡良瀬橋北交差点から:360m、5分)
通三丁目交差点を左に曲ります。



中央通りの反対側歩道に、織姫神社を模した「からくり時計」があります。
「からくり時計」を右手側に見ながら、さらに直進します。

(渡良瀬橋北交差点から:679m、10分)
中央通り(東西)とトンネル通り(南北)の交差点です。
左手側の角に、「織姫交番」があります。(織姫交番:通4丁目2807-1 電話:0284-21-2658)
織姫交番前交差点を右(北)に曲ると、織姫神社に突き当たります。
織姫交番前交差点を「芋ようかん」の看板方向(西)に横断し、中央通り沿いを真っ直ぐ進みます。

歩道を渡ってすぐ、反対側の歩道には神社が見えてます。
この神社も、「八雲神社」です。
足利市内には、八雲神社が数カ所あります。
渡良瀬橋周辺にある「八雲神社」は、
「渡良瀬橋」から5つの「八雲神社」巡りを御覧ください。
一般に言われている「渡良瀬川」の歌詞由来の八雲神社は、この先にあります。
ここを中央通りに沿って進みます。

「床屋さん」と「公衆電話」のある交差点表示版

(中央通り67号線と足利環状線40号交差点)
(渡良瀬橋北交差点から:1.16km、17分)
前方、右手側に、『渡良瀬橋の歌詞』にある「床屋さん」と「公衆電話」があります。
「八雲神社」へは、通七丁目交差点を左に曲ります。

南北をはしる道路は、足利環状線40号、または、「足利公園通り」と呼ばれています。
点字ブロックが設置されています。
足利公園通りを南に進んで行くと、右手側に「火の見やぐら」が見えてきます。

横断歩道を「火の見やぐら」に向かって横断します。

(足利市消防団第1分団:緑町一町目6-3)
この横断歩道を渡らずに、右折します。

ここから先、歩道がありません。
車に注意して進みます。

左折してすぐの風景
左折して20mほど進むと、右手側に「八雲神社」があります。

(渡良瀬橋北交差点から:1.71km、25分)
(JR足利駅から:2.28km、33分)
(東武足利市駅から:2.33km、34分)
階段(一の鳥居の前に4段、社殿前に13段)があるため、車椅子では、社殿まで行けません。
しかし、鳥居越しから参拝するのも、趣があります。
八雲神社」の境内にある「渡良瀬橋」絵馬プレート
八雲神社から、通七丁目交差点までのルートは、重複しますので省略します。
⑵ 通七丁目交差点⇒「床屋・公衆電話」⇒「織姫神社前」ルート

八雲神社から、通七丁目の交差点に戻ります。
足利公園通りを横断しないまま、歩道を北進すると、通七丁目交差点(この地点)に戻ります。
前方に見えるのが、「床屋さん」と「公衆電話」です。
横断歩道を北に渡ります。

- (渡良瀬橋北交差点から:1.19km、17分)
- (JR足利駅から:1.77km、25分)
- (東武足利市駅:1.76km、25分)
公衆電話内の案内プレートに、森高千里さんからのメッセージが載っていました。
(この公衆電話は、以前の計画では 撤去されることになっていました)
ここを訪れてくださいました皆様、大切な人に、この公衆電話を使って、電話をかけてみませんか。
とてもよい想い出になるでしょう。
公衆電話の中にも掲示されています。
上の写真は、その裏面です。
「渡良瀬橋を訪ねて」は、足利観光協会と足利市観光振興課によって、2020.12月に
作成されました。
各観光案内コーナーにありますので、ぜひ御活用ください。

「織姫神社」へは、公衆電話の歩道を北に進みます。
織姫神社までの歩道に、点字ブロックが設置されています。


織姫神社までは、ここから440m、6分、630歩、32kcalと表示されています。


前方、左手側に鳥居も見えています。

- (渡良瀬橋北交差点から:1.75km、25分)
- (JR足利駅から:2.32km、33分)
- (東武足利市駅:2.31km、33分)
- 鳥居周辺には段差がなく、歩道から移動できます。
織姫神社は、織姫山の中腹にあるため、この一の鳥居(男坂)から、
境内まで229段の階段があります。
また、一の鳥居の左側には、ゆるやかな女坂があります。
女坂の七色の鳥居が有名です。
七色の鳥居につきましては、
レンタサイクルで「渡良瀬橋」から「両崖山」へ行こう!
3【織姫神社】● <縁結び七色の鳥居>を御覧ください。

本殿の右裏手には、中腹の駐車場(乗用車専用)があり、タクシーを利用する方法もあります。
- 最寄りのタクシー会社:車椅子タクシーもあります。
- 足利タクシー Tel 0284-21-4121
電話受付:6:00~26:00 年中無休)

* 織姫神社に関する記事を御覧ください。



織姫交番前交差点に戻ってきました。
この交差点を左折(東)すると、「東武足利市駅」「JR足利駅」方面へ戻ります。
復路は、往路と重複しますので、ポイントのみ御紹介します。
【復 路】

往路では、道路の反対側だったため、よく見られませんでしたね。
時間がくると、社殿の中の織姫様が機織りします。
「復路:足利織物会館」

「からくり時計」のすぐ先に、「織物会館」があります。
私の持っている足利市のガイドマップには、記されていませんが、ここにも多機能トイレがあります。
スロープも完備されていますので、安心して御利用になれます。
自動ドアから、すぐ左手側にあります。

車椅子や徒歩で、歩道を進んでいると、大きな建物に、気づけないことも、しばしばです。
「織物会館」の目印は、「わたらせプラザ」、「おりひめプラザ」の看板です。

往路では、この交差点を南に曲って、「児童公園」経由で「渡良瀬橋」を訪ねましたね。
そして、「渡良瀬橋北交差点」の基準点から、この通三丁目交差点を経由して、
「八雲神社」に向かいました。
中央通りをさらに東へ戻ります。


中央通りを東へ直進すると、「JR足利駅」へ、右折して中橋通りを南に進み、「中橋」を渡ると、「東武足利市駅」へと戻ります。
さらに、JR足利駅方面へ向かいます。

「復路:足利ぼわかりやすい歴史館」



営業時間:9:00~17:00
休刊日:毎月第3水曜日(その日が祝日の場合は開館し、翌日休刊。年末。足利学校休刊日と連動する月があります)
- 所在地:足利市通1丁目2673
- 電 話:0284-41-8201
足利学校入り口にある「足利まちなか遊学館」です。
観光客の皆様のための、休憩スペースがあります。
多機能トイレもあります。どうぞ御利用ください。
【おわりに】
当記事を御活用くださいまして、誠にありがとうございました。
これから、少しでも皆様のお役に立てるよう、更新を継続してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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